hory garden日記

2025.02.13 Thursday

京都市西京区T様邸 外構リフォーム工事①

 

過去外構工事をご依頼いただきましたT様より再度ご相談いただきまして外構リフォーム工事をしました。

 

T様の施工実績はこちら

 

今回はお庭の目隠しとウッドデッキをご依頼いただきました!

 

長年お住まいになられて植栽もそろそろスッキリさせたい&和風の造園から雑木風のお庭に徐々にしていきたいということで伐採&石の処理をしていきました。

 

 

シラカシなど大きく育っていて綺麗にお手入れされていらっしゃいましたがちょっと和風よりのこのイメージを変えたいとの希望。

 

 

和風の灯籠、飛石、延石等もご不要ということで…

 

それではユンボをここにぶっ込みましょう

 

 

途中経過がないですがこんな感じに一切合切とりあえず取ってしまいました!

本当にいるもののみを残してもらいました!

 

こんなに広かったのか…というほど広く感じます。雑木風にしていける自由なスペースを確保できました。

 

 

それから柱を入れてお庭の意匠を柔らかく高めて目隠しをするためにフェンスを組んでいきます。その下準備で穴掘りと柱たてです。

 

それぞれについている器具が垂直水平をみる柱用の便利な水準器です。柱はこれがないと結構水平垂直にするのがかなり難しいです。

一緒にどっちも見れるのはありがたい!

 

次回はウッドデッキとフェンス作業!

2025.02.10 Monday

京都市左京区T様邸 新築外構工事②

 

今回も引き続き、T様邸の進捗レポートです😄

 

前回ブロックの下地になるベースコンクリートを打設して終わり、これからブロックを積んでいきます。

 

新築外構工事

 

高さを揃えながら積んでいきます。塗り壁の下地になるので目地などは意匠を気にせず積み上げていきます。

 

 

Lにブロックを積み強度を高めるとともに一方通行方面の目隠しと自転車が停めれるスペースを確保しています。

 

 

ガラスブロックは外から見て綺麗に見えるように、塗り厚を考えブロックよりも一センチほど揃えて出していきます。

 

 

ここまでで工事開始から4日経過。

積み上がっていく様子をT様がご覧になられてワクワクされていました。期待に沿えるよう頑張りますね☺️

 

 

あとは隣地境界ブロックの補修です。

 

昔の外構はブロックを高く積み上げているところが多いのですが、建築基準法でブロックの積み上げの高さは規定されているため切断されていました。

 

切断面が露出していて鉄筋もそのまま出たまま…

 

また現状の地面よりも高い位置で設置されていたためベースコンクリートも露出😅

 

このままでは強度面に不安が残るためベースの補強と天端の補修を行いました〜

 

 

何年も経っているから?かすごい曲がってるブロック積み。(ブレてるのしかなくてすいません💦ぶれててもわかる歪み)

 

フェンス積むのも歪んじゃうから本当は別途独立柱でフェンスを立てるとか、ブロック全部壊して積み直すのがいいんだけど、車を止めるスペースを取りたい、などあるからこのやり方で収めるしかないな、となりました。

 

次回は塗り壁作業かLIXIL Gフレームのアーチ組み作業になるかな〜

2025.02.08 Saturday

京都市左京区T様邸 新築外構工事① 

 

京都市左京区T様邸の新築外構がスタートしました。

 

遅ればせながらレポートをしていきます😆

 

 

T様は建物の敷地が確定していたため納まりのところでかなり難しいところがあり、ご要望と現実のギャップで苦しみましたが、その中で着地点を一緒に見つけていくご提案をさせて頂きました~

 

 

 

新築外構

 

 

お建物竣工が遅れるなど一時期は工事入れるかな?という感じでしたが無事スタートすることができました。

 

今回やっぱり思ったのはお建物を建てる際は外構も早めにご相談いただいた方がいいな、ということ。

 

じゃないと、建物が立ってからではお客様がイメージしていたものができない、商品が入らない、施工に際して必要な地盤面の整備ができていない、などなどデメリットが大きいです。

 

 

京都市左京区 新築外構 パース

 

これから行なっていくT様の主な施工内容は

 

①アーチ状のフレーム*アーチ状フレームで面を作り、外構のアクセントを加えるとともに建物と外空間の意識の転換を演出。

 

②ガラスブロック入りの塗り壁 *お建物の窓の目隠しと境界を明示。エクステリア全体の雰囲気を形作る量的な部分。

 

③境界の補修やフェンス・他ガレージ部の伸縮ゲート *車の出し入れができるか確認したのち、カーポートを入れれるように柱穴を開けておく

 

 

 

まずはブロックを積んでいくために土を取っていきます。この際、コンクリートなどが埋設されている場合はそれを潰していき処理していきます。

 

 

結構コンクリートが多く、強度も高かったので大変でした〜〜〜

 

地盤面を均して綺麗にしたら

 

 

機械で高さを測って仕上げの高さを逆算。

 

ブロックを積むためのベースコンクリートを打つのに配筋を施していきます。

 

 

今回高さもあるため太い鉄筋を使う、配筋の数を増やすなどして強度を高めています。

 

植物を入れるところは型枠で空けておきます。

 

 

コンクリート打設!!

 

今回給排水管が地盤から近い位置にあったため、その下を潜るようにベースを打ち込みました。あまり給排水菅を巻き込みたくなかったのですがやむなく、、、

 

次回からブロック積みをしていきます。

2025.01.31 Friday

京都市左京区A様邸 新築外構工事完了レポート⑥夜のお庭を彩る

 

 

今回も引き続き、京都市左京区A様邸の完了後レポートです。今回A様邸、最終レポートになります。

 

前回・前々回の施工と同時に、ライティングの計画も進めてまいりました。

 

 

 

今回お庭の動線では無いところで配線が可能なことに加え、上に芝生・マルチングチップを敷くという計画のためほぼ地上配線。

結線部はメーカーが指定している濡れても線を保護する結線部材を使い、電圧降下も考えながら配線を行なっていきました。

 

電圧降下すると電源元から離れたライトは光が弱くなる、もしくは不安定になり点滅したりします。

今回大きめのライトを使うことに加え、それなりに配線距離が出るため気をつける必要がありました。

 

 

高木・中木等の配置▶︎自動散水の配線▶︎ライトの配線▶︎下草▶︎芝生

というような形で並行で進めていきました。周りに木々がいると結構大変(笑)

 

 

色々実験をしてみて、施主様にも明るさ含め見ていただき調整をしていきました。

 

 

夕方暗くなり始めてからA様と打ち合わせを2回ほど

 

 

タカショーのタイティングマイスターを取得しているので、その知識を活かしながら配置。

 

今回のシマトネリコのような常緑高木は、陰影が平坦にならないよう真下から照らすのではなく、側面から立体感を感じれるよう設置しました。

 

 

そのほか、アオダモなどのさらりとした落葉高木は幹全体が照らされると美しくみえるため真下から照らします。

 

 

このような壁みたいに、凹凸が大きいものはもう少し壁に近づけ、陰影を強調して存在感を出すのがライティングのセオリーですが、出したい雰囲気を考えあえて遠目の位置に配置。

植栽を主役にしながら柔らかい雰囲気を演出しました。

 

 

こちらは私の好きな植栽ちゃんのマルバノキです。綺麗です。みてあげてください。

 

こちらは逆に特殊なブロックを活かすように壁に近づけて照明を配置しております。

 

 

イロハモミジがウッドデッキ近くで照らされて幹肌と葉を美しく彩ります。

 

 

大きなお庭を夜も楽しめる良いライティングアップになったかと思います。

 

その他、掃除をして完了しました。

長い間大変お世話になりました!A様

 

今後とも末長くお付き合いできればと思います。ありがとうございました❗️

2025.01.21 Tuesday

京都市左京区A様邸 新築外構工事完了レポート⑤青森ヒバのウッドデッキ

お庭の外構工事:青森ヒバのウッドデッキ

 

こんにちは🖖🏻

 

今回はA様邸のウッドデッキ工事レポートをします。

ウッドデッキについても色々と検討していただきました。

 

 

デッキ材は「天然木か、天然木以外か」で大きく別れるのですが、A様は天然木の質感は何にも代え難いということで天然木に絞り

お話が進んでいきました。

 

 

その天然木の中でも主に3つに分けられます。

 

・一般の木材(杉など柔らかいが腐りやすいもの)

・加工して防腐力・防虫力を高めた商品(エコアコールウッドなど)

・加工せず天然で防腐力の高いもの(ウリンなど)

 

 

天然のウリンなどは腐りにくいのですがやはり硬いです。なぜ腐りにくいかというと、めちゃくちゃに密度が濃いからなんです。密度が濃いとそりゃ重くなりますし硬くなります。(加工が大変です😭)*過去参考ブログ

 

 

じゃあ防腐加工をしたものでいいか、ということなんですが今度、天然木の風合いや香りが一定損なわれてしまうというデメリットがあります。また、エコアコールウッドは合板のため外見的にも完全天然に比べれば人工的な風合いになります。

 

けど腐るのは嫌だ…ということで最終「青森ヒバ」を選んでいただきました。

 

 

青森ヒバはいいとこどりで天然木の風合いも保ちながら柔らかな手触りで、防腐性能が高い。おまけに香りがとても高くてこの香りだけを抽出して販売してくれないかな?と思うほどリラックス効果があります。😇

 

特に雨に濡れた際は香りを発します。

 

 

伊勢神宮に使われていて150年以上経った木材を厳選して選んでいることもありかなりお高いですが(笑)いい商品です。

 

デメリットとしては天然ゆえに節が目立つことと割れは比較的起きやすいです。

 

 

 

また床板材が蒲鉾状になっていて水が溜まりにくいよう加工されています。

 

裸足になっても優しいラウンド状で腐りにくく長期的に使っていただける商品かと思います。

 

 

まず下地となる土間を打設

 

 

加工して組んでいきます。今回は束柱・根太・大引きと呼ばれる下地素材も天然木で組み自然の風合いを損なわないようにしていきました。

ウリンなどのハードウッドと違い加工はしやすいです。

 

 

途中遊びます。

 

 

床板をビス留めした後、ビスが目立たないよう、同じ素材で埋めていきます。

根気がいりました…(笑)

 

 

床下は開閉できるよう加工してあります。

 

 

磁石でくっつく形です。このスペース、バカになりません(笑)

 

 

この青森ヒバは経年で灰褐色化していきます。

この変化も楽しむことができます。

 

 

ビスが目立たなく、美しいデッキが出来上がりました。

この柔らかな風合いをご家族で楽しんでいただけたらと思います。

 

2025.01.07 Tuesday

京都市左京区A様邸 外構工事レポート④  雑木風の主庭へ

 

みなさま、あけましておめでとうございます。

 

ホリーガーデンのシンです。

 

昨年もお客様に支えていただき、ご依頼いただき素晴らしい経験を積むことができました。関係者の皆様、とてもとてもお世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

さて、A様邸完了ブログの続き。

前回、植栽を悩みながらも全体を見ながら少しずつ選択し、進めてまいりました。

 

いざ植樹!🥳

 

 

植栽 搬入

 

 

植栽の搬入です。大きな植栽は機械で吊り上げて搬入していきます。

 

 

植樹の際、土を改良しておきます。

敷地に土を入れる際、まさ土といういわゆる土を使うのですが、そのままでは植栽にとってかなり息苦しい環境になります。😇

 

この土、水に濡れたり雨が降ると粘土みたいになるんです。ねっちゃねちゃです。靴の裏に嘘みたいに引っ付いてきます(笑)

まさ土も風化環境によって性質が変わるみたいなのですが、当社で扱っているまさ土というか関西圏のまさつちは粘土質になっているみたいです…

 

排水性が悪いともちろん水たまりになりますし、根も張りづらく、根腐れを起こし葉の色が悪くなる。最悪枯れます。‍

 

 

土壌改良剤はメインとして バーク堆肥 ②パーライト というものを入れます。

 

黒いやつがバーク・白いやつがパーライト

 

 

バーク堆肥とは主に木の皮を発酵させたものです。上記の粘土状の土のことを単粒構造の土と言って、目が細かくて水が通れないのに対し、バークを入れることで、団粒構造の土を作ります。

団粒、粒が団結する…はい、土がある程度まとまってくれることでまとまり同士の間に水や根が通っていきます。適度な保水性や透水性を高めたりする効果があります。

 

また、パーライト粒状で多孔質の物質で、種類にもよりますが通気性・排水性を主に向上させたり、微生物の活性化に寄与します。

これもまた、入れすぎると弊害があったり、植物によって保水性が高い土壌を好むものがいたりと、状況によって適切な処置が変わる難しい作業です。

 

また植樹する際の水のやり方にもコツがあったり…造園の世界は本当に奥が深いなと思います

 

 

 

 

全体の構成はザクっと考えるのですが、実際現場に置いてみると見えてくるものがまた変わるため、大きい植栽から入れて窓の中から見たらどのように見えるかなど考えながら、小さい植栽まで構成を

順番に決めていきます。

 

 

 

 

ファサードの植樹です。石壁と緑の下草・植栽の組み合わせが互いに引き立て合うように、自然風な配置を意識しました。

悩みながら決めていった図です(笑)

 

ですが、とても楽しい時間でもあります。

 

 

風景に緑が付加されていくと一気に空間が変わります。

 

石もいろんな配置の仕方があるので悩みました…。

 

 

 

メインの植樹が終わったら自動散水も仕込んでいきます。いろんな部品があってこれもしんどいですが楽しい作業です。

 

 

 

また、芝を張る前に全体のライティングの試算をしてみて、大体の位置を決めて配線していきます。

 

 

 

 

芝張りです。

 

芝も排水性が悪いとすぐに色が悪くなったり、最悪枯れてしまいます。

土壌改良を行うと、きれいな芝生がみれます。丘部分にも芝をはり自然な雰囲気をより強めていきます。

 

 

 

 

土の表面には化粧剤としてマルチングバーク・バークチップを。

木の皮です。保温して、土表面の急速な乾燥を防いだり、雑草を抑制したりと効果もあります。雑木林の土みたいな雰囲気が出て良きです

3種類のバークを組み合わせて各所バランスを変えながら配置しています。

 

 

 

仕上がりです。

木がわいわいしています。こんな景色を家で観れるなんて…羨ましい

 

 

こだわったファサードの下草配置です。

 

 

 

 

次回は写真に写っていますウッドデッキの施工に移ります🎵

 

今後ともよろしくお願いします🙇‍♂️

pagetop

京都エクステリア・外構工事専門店

ホリーガーデン 有限会社堀口建装

〒615-0846 京都市右京区西京極徳大寺団子田町42-1

アクセスマップ