南に面したT様邸の前庭は、リビングから眺められる憩いの空間。お花をこよなく愛される、奥様のたいせつなガーデニングスペースです。ご要望は、『愛着のある植栽を生かしつつ可愛く楽しめる、またくつろげるお庭にしたい』と。お声をかけていただいた折には、奥様自作のスケッチも出来上がっていたほど。またお母様譲りのお庭が大好きな６年生のお嬢様からも、小さくてもくつろげる“マイコーナー”があったらいいな、とのご要望が。 そんなお二人の思い入れがつまったお庭づくりでした。 施工後は奥様丹精の花々が、芝生を彩る主役に。白から紫へのグラデーションでカラーコーディネートされ、すっきりとエレガントで、優しいイメージのお庭になりました。

新設後間もないO様邸は、竹林が隣接する閑静なお住まいですが、実はその影響で日当たり、水はけがあまりよくないといった環境になっていました。通常は改善策として、暗渠（あんきょ）配管や土壌改良といったことが考えられますが、もう一つ笹や竹の花が上から大量に降ってくる問題もあり「ガーデニング用の庭＝地面を残す」ことよりも「水はけがよくなること、掃除がしやすいこと」をメインに、小さな「お子さんが安心して遊べる庭、明るく楽しいイメージになれば」とのご要望でした。 よって東と南にある地面のエリアはどちらも、メンテナンス重視のデザイン・素材を優先し、目地が少なく、フラットに仕上がる“カラーモルタル仕上げに”決定。ついでに床面全てを同じくリニューアルすることにしました。

Ｓ様邸は日当たり良く、風通しの良い高台に建つお宅です。アプローチ沿いのお庭は 「本当に小さなスペースだけど、季節の草花を植えて、少しでも楽しめる空間にしたいんです」とおっしゃる奥様。またお子さんはやんちゃ盛りの男の子なので、危なくないような対策や、ちょっとした遊びのコーナーもあったら・・などのご要望を受け、日々の生活シーンを想定しながらプランしてみました。ポイントは、ご予算の範囲内で、限られたスペースをできるだけ生かせるようなレイアウトと素材選びでした。

「モノトーンのシンプルなブロック塀を、明るくかわいいイメージに変えたい」とのご依頼をいただきました。

ガレージを兼ねた、比較的ゆとりのあるアプローチ。多目的に使える代わりにどうしても雑然となりがちで、メリハリがなくなってしまいます。そこで、いっそ使い方の発想を転換してみたら、毎日通る路がぐっと楽しめる、くつろげる、癒しのスポットに生まれ変わりました。 ”ねじれレンガ”の門柱、御影石の 花壇、枕木のアプローチと立水栓、それぞれの素材を四季折々の草花が彩り、楽しませてくれます。

「雑然と見える自転車置き場に何か『目隠し』をつくって欲しい」また「庭で遊ぶ子供たちがリビングからも見えるようにしたい」 こんなご要望から始まったリフォームプラン。「大掛かりでなくても少し手を加えることで、今までとは違う空間に出来ますよ」 と、お子様たちが安心して遊べるスペースづくりを心がけました。