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2025.12.12 Friday

【新築外構】京都府向日市T様邸「土間コンクリート2」

 

こんにちは!

シンです。😁

 

今回も引き続きT様邸の土間コン施工レポートです。

2回目なので特に注記することもないのですが…(笑)書いていきます!

 

 

【施工】

 

前回と同じく、下地調整・伸縮目地を勾配に合わせて設置・メッシュ筋の配置・サイコロ(メッシュ筋の下に入れるやつのこと)・型枠の残りをしていきました。

 

 

 

前回は書き忘れていたのですが、大事なことがもう一つ…!

 

「養生」

 

地味ですが結構テープを付けたりシートを敷いたり、養生テープを巻いたりとかなり大変です。

仕上がりに合わせてテープをはりせっかく仕上がった構造物やお建物を汚さないようにしていきます。

 

またこのタイミングで大方の調整は行っていきます。

コンクリート打てたけど桝が埋まってる!?飛び出てる!?なんてあったら大変😂

 

 

水道メーターボックスなども勾配に合わせて設置するなど仕上がりを想定したシビアな仕事が求められます。

 

 

 

今回もなんやかんや遅くなっちゃいました💦

最近は暗くなるのが早くて施工時間が短くなっちゃいます

 

ライトで継続!きれいに仕上がりました。手前は勾配がきついので前と同じく刷毛引き仕上げをしていきました~

 

ほか、水を切る溝を作るため目地棒と呼ばれる木を入れ込んでいますよ。

 

 

 

【ライト】

 

乾きを待っている間にライトの仮配線と設置をしてT様とイメージの共有をしていきました~👍👍

 

今回はグランドライトといって玄関までをさりげなく誘導する小さな光でやさしく出迎えます。

 

 

ただ、これだけだと周囲の足元は照らしてくれないので補助する光が必要です。

今回はお建物のライトを活かして少し暗めのイメージに。

 

ライティングでは一番奥に明るい光源があると安心する心理をサバンナ効果と呼んでいるそうです。

意外とライトは手前を一番明るくするのではなく、一番奥に明るい光源を置くと良いかもです。

 

逆に一番奥が暗いと恐怖感を誘うので要注意!(笑)

 

 

 

うちはライティングマイスターという外構ライティングの手法や正しい施工を学んでいますのでライティングも力を入れております。

 

ライトは足元を照らすような安全性や表札を照らす機能性という部分のみ見られますが、少し予算を作ってでもライトを入れると

 

外構全体・植栽を美しく魅せてもう一つの顔を見せてくれたり、防犯にも寄与します。(調光ライトや防犯用ライトなんていうのもあります)

 

ぜひぜひライトも入れるのを検討してみてくださいね❗

 

そんなこんなで土間工事は今回で終了!

 

 

 

 

次回からは細かい仕上げ工事のフェンスやアルミ笠木、ステップや隙間材の設置などに入っていきます~

 

2025.12.08 Monday

【新築外構】京都府向日市T様邸「土間コンクリート こて仕上げ」

 

こんにちは!😊

シンです。

 

引き続きT様邸の施工レポートになります。

今回は最終の工程に差し掛かる土間コンクリート工事です。

 

今回基本の仕上げ方はこて仕上げ。

つるつるできれいにコンクリートを仕上げる方法でやっていきます。

 

技術が必要で結構しんどい、体力のいる施工です。

 

土間の打設から押さえ、面取りなんかは場合によっては休憩なしでぶっ続けで4時間ぐらい動いているときもあります。

仕上げも2・3回入るので面積が広いとなかなかに骨が折れる、そんな作業になっています。

 

 

【施工】

 

まず下地(クラッシャーラン等)の高さ調整・転圧をしっかりします。

これができていないとしっかりとしたコンクリートの厚みを確保できていなかったり強度を担保することができなかったり、コンクリート量を余分、もしくは少なく発注してしまうなど

色々と大変なことになります。

 

見えないところこそしっかりと。

 

それから伸縮目地を先行して設置しコンクリートの収縮による亀裂を誘因。

強度を高めるメッシュ筋も入れていきます。

 

強度が若干弱まる場所や亀裂が想定される場所などはメッシュ筋を追加でななめに入れて抵抗します👌

 

 

 

 

また、メッシュ筋は何かを下に入れて少し上げておかなければ土間コンクリートが食い込まず、全く意味をなさないので端に入れ込んで打設時にも上にあげながらやっていきます。

真ん中は一輪車が通り引っかかって危ないので打設しながらという感じ。

 

 

 

 

T様邸ではお建物が道路の一番高い場所に対して低いという少しイレギュラーなGL設定(お建物が建つ場所の基本的な土の高さ)なので水勾配はかなり複雑な形状になっています。

 

土間勾配が3Dに取れるのでこのような場合にも段差を作ることなく、水を流していけるのが土間コンクリートのいいところだと思います…!

 

 

 

今回は気温が低く乾くのが遅かったため夜遅くまでかかりました…

一部この真ん中の所は勾配をきつくとっているため刷毛引き仕上げ(刷毛を引いてざらざらに仕上げグリップをきかせる仕上げ方)にしていきました~

 

 

 

お客様に見えない部分もしっかり注意を払ってご説明と施工を行っておりますのです!

その心持をかえずにいたおかげで30年以上地元京都で外構業をやれているのかなと思います。

 

完成まであとわずかです!

それでは!

 

2025.11.18 Tuesday

【新築外構】「ついに!発泡壁を導入!その名もスマートFウォール」京都府向日市T様邸

 

 

T様とは綿密な打ち合わせを重ね、門塀/門屋根とガレージシャッターが一体となったシンプルモダンデザインのクローズ外構が生まれました。

 

 

 

前回はお建物前面の門屋根とシャッターゲートの建て込み工事でしたが、今回は隣地境界フェンスとシャッターの取り付け、カーポートの設置です。

一気に骨組みが組まれていきます。

 

 

今回は3mの塀を作るべくスマートF-ウォールを設置することに。

建築基準法でコンクリートブロック・擁壁の高さの上限は2.2mと制限されていますが、この素材であれば安全性を担保しながらプライバシーを確保できる空間を作ることができます!

 

 

今後詳しくお伝えしていきたいのですが、簡単にお伝えすると発泡とアルミ材を組み合わせて作られた壁になります。

 

 

 

【柱設置工事】

 

 

発泡のためもちろん重量は圧倒的に軽くコンクリートブロックの約1/50。

地震に強い安全な壁・塀で、万が一の倒壊時でも危険が最小限に抑えられ、お隣との境や人通りの多い道路面から視線が気になるときの目隠し塀として使うことが出来ます。

 

 

擁壁やコンクリートブロックを比べて掘削費用や基礎コンクリートの量を抑えることができるのもポイントです!

 

柱を設置後、発泡パネルを設置していきます。

 

 

【発泡設置】

 

 

乾式工法といって躯体で水を使わないため下地のコンクリートやセメント成分からくる

 

白華現象(塗装やタイルなどの意匠が白く汚れ、見た目を損なう現象/強度等に影響はない)を抑える

 

ことができます。

 

 

 

その他、建築基準法では1.2mを超える塀の場合控え壁を作る必要があり、スペースや見た目を損ないますが、スマートFウォールであれば控壁無しで理想の壁を作ることができます。

 

 

 

 

 

また、他社の発砲塀との違いは

 

建築基準法に対応していて構造計算書を出せる安心安全な品質

 

だということです。

 

 

JIS規格をもとにした強度試験(国土交通省告示第1454号で定められた耐風圧34m/s)をクリアし、高速道路や空港の滑走路の土木工事に採用された実績がある素材を利用しています。

 

これからの新素材でありながら、強度と高さをしっかり求めたいお客様に!ぜひ!

 

 

 

そして、カーポートは三協立山アルミのスカイリードの設置。

 

お建物の窓位置や勝手口扉の開閉など、高さや柱位置など含めて、シビアな問題もありましたがクリアし設置出来ました。

そしてシャッターゲートにシャッターの取り付けを行いました。

 

 

大きな構造物が一気に立ち上がり、クローズ外構の全景が見えてきましたね。

ココからはこの構造物に意匠が施されますが、それは今後のブログにて。

2025.11.08 Saturday

【リフォーム外構】「下地に魂が宿る」京都市右京区Co. by STARDOM様邸

 

こんにちは

 

シンです。

Co. by STARDOM様邸の施工ブログ続きを書きます。

 

前回既存土間の解体、掘削、撤去、それからブロックの配筋・ベースコンクリートの打設までを一日で行いました。

今回はその上に、今回の設計の目玉となる門塀を立てて行きますよ〜

 

 

 

【イメージ】

 

京都外構業者 ホリーガーデンのCADイメージ

 

 

【施工】

 

まずは、門塀の中に電気配線をしていき、それから積んでいきます。

これがないと照明が付きまっせん。

 

リフォーム外構の施行 門塀の中

 

 

この門塀の中に入れる鉄筋は京都で唯一弊社が扱っている「亜鉛めっき鉄筋」を使い、より長く安心安全な構造物にしていきます。

 

 

リフォーム外構 塀の中の鉄筋

 

 

横筋もしっかり入れていきます。

 

 

京都のエクステリア専門店 門塀の仕上がり写真

 

 

 

今回は植栽を門塀の前に植えるため、植栽の根がのびのびできるよう、かなり多めに掘削してベースコンクリートを設定。

道路面から40㎝ほど下がっています。

 

高く見えますが埋めるのでそんなに高くないんです(道路からだと1.2mの高さ)

 

 

 

それにこの後、シャープなフレーム笠木『クラストライン』を入れるので垂直がしっくり出ているブロック塀に仕上げていかないと後々のモルタル塗りの工程で壁がでこぼこになっていると

かなりやりづらくなったり、フレームとの間に隙間ができてしまいます。

 

水平垂直!!この美しさを目指しますのです❗️

 

京都のおすすめ業者 ホリーガーデンの門塀の作り方

 

 

別日になりますが、モルタルの仕上げ前に畑中産業さんのサンドモルタルという下地材を塗って亀裂に強い4層構造にしていきます。

そして実はこのサンドの中にもまた畑中産業さんのスーパーネットという亀裂を置きにくくする素材を挟み込んでいます。

 

 

 

表層にグラスファイバーネットを伏せこむことにより災害時の壁の崩壊抑制、超低クラック、高耐久性を実現することが出来ます。

施工性

https://www.e-hatanaka.com/item/supernet.html より引用

 

 

 

 

見えないところにも力をいれることで、長くきれいに保つことができますよ。

 

「下地作りにこそ構造物の魂が宿る」そんな風に思う節がありますのです。

 

 

壁の層としては【ブロック➡サンド➡スーパーネット➡サンド➡モルタル2回塗り➡防雨・亀裂防止処理】

と、万全を期しております。

 

京都のおすすめ業者 ホリーガーデンの門塀の作り方

 

こんな感じ。

 

モルタルや塗装は手で仕上げた風合いや表情に良さがあると思うのですが耐久性が難点…!

 

どんなものもやはり外に置きっぱだと朽ちていきますが、それをできるだけ抑えクラックや汚れをできるだけ防いで長く綺麗な景観を維持する。

こだわりの仕上がりを目指す。職人から生まれた弊社はそんなことを心がけておりますのです。

 

 

京都のおすすめ業者 ホリーガーデンの門塀の作り方

 

 

その他配線もしていきましたよ~

ということで今回はこんなところ。

 

それでは次回‼さらばです!

 

 

2025.10.28 Tuesday

【リフォーム外構】「リフォームは難しい」京都市右京区Co. by STARDOM様邸

 

こんにちは!

 

シンです😎

前回に引き続きT様邸の施工進行レポートです!

 

プランがあらかたまとまり、施工にはいっていきます~

 

 

 

【施工】

最初に土間にカッターを入れて土間をはつって、門塀の配筋・ベースコンクリートを行っていきます。

 

京都の外構業者 ホリーガーデンのリフォームの進行レポート

 

 

車の乗り入れを考えてか、施工された方はかなり分厚いコンクリートを打っていて、メッシュ筋もしっかりはいっていたためはつるのにはかなり骨が折れました。

3人がかりで素早く解体していきましたが、それでも半日かかりました。😵‍💫

 

 

はつりをしている時間が1時間とかになってくると、手を止めたときにもう手がおかしくなって自動的に震えてきます😂

 

 

素早くコンクリートを解体するにはコツがあり、それをつかまないといくらたっても進まないです。

一見簡単そうですが、素早く解体しようと思うと、割に修練を要される部分でもあります〜

 

 

京都の外構業者 ホリーガーデンのリフォームの進行レポート

 

 

 

こちら側も植栽スペースを確保して境界フェンスを取り付けるために土間コンクリートを一部解体していきます。

 

 

 

 

 

ニューサイランがぎゅっとまとめられてかわいそうでかわいい(笑)😍

 

 

京都の外構業者 ホリーガーデンのリフォームの進行レポート

 

 

 

【配筋】

亜鉛めっき鉄筋(さびにくい鉄筋)で、耐久性を高めた塀の骨格を作ります。

 

京都の外構業者 ホリーガーデンのリフォームの進行レポート

 

 

リフォームは今回のように土間コンクリートの構成・厚みや埋設物、その他想定しづらい諸要素が多く、見積はかなり難易度が高いです。

 

そのため、業者によって見積が大きく変わる分野でもあります🤔

 

 

 

弊社では適切な利益を確保しながら自社設計施工管理のメリットであるコストを抑えた見積に努めています。

 

その他、お客様からは「丁寧な説明・優れた提案力」をご評価いただいております。そんなお客様の声を皆さんに今後は紹介したいな~と思っていますがいつになることやら…。

 

 

お客様目線のご提案を徹底してまいりますので、是非外構工事をご検討のご覧の皆様、お問い合わせくださいね!!🤩

 

 

京都の外構業者 ホリーガーデンのリフォームの進行レポート

 

 

それではベースを打って今回は終わりです。

 

次回は門塀の下地となるブロックを積み上げていきます~

 

ご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.10.22 Wednesday

【リフォーム外構】「店舗を演出する外構を」京都市右京区Co. by STARDOM様邸 

 

辺境の地、ホリーガーデンのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

久しぶりのシンです。

 

今回は店舗兼住宅ご営業されているT様邸より外構リフォームのご相談を頂き、施工のレポートをしていきたいと思います。

 

 

 

 

【施工前】

 

 

 

お建物は新しく、ミニマル&モダンでモノトーンのおしゃれな外観。

 

ただ、ぱっと見ると普通の住宅に見え、「店舗感を出していきたい」とのご要望でした。

 

 

 

 

 

また、角地をバイクや自転車・人が通っていくのでそれも止めたい、、、

 

デザインとしては店舗内装に合わせて無機質な印象のモルタル仕上げを採用してモダンにまとめていこうと決めて設計していきました~

 

 

 

【設計】

CADパース

 

 

 

道路は普段から人も車も通りが多く、良くも悪くも街並みに調和してしまっていたため違和感や存在感を悪目立ちしにくい形で出したい…!とそんな意気込みでした。

 

普段の住宅では使いにくいような素材を使って、なんだこれ?と思ってもらい調べてもらう。そんな動線を考えていました。

 

 

 

 

 

こちらAIでリアルにしてもらったのですが、、、リアルなんですが暗いですね(笑)

 

 

ただ夜の雰囲気は結構でててイメージしやすいかと思います。

 

 

【設計意図】

アオハダは落葉ですが、、、

 

特徴的で美しい真鍮のバーや丸い照明を採用しておすすめしましたが、

 

「現場を見ながら真鍮のバーなどを取り付けたい」との意向と「ライトは四角にしたい」ということで最終プランはこちら

 

 

 

 

 

次回から施工に進んでいきます

 

それでは!

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京都エクステリア・外構工事専門店

ホリーガーデン 有限会社堀口建装

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