2024.12.20 Friday
T様邸 施工後レポート テラス囲いをつけて雨の日でも快適に洗濯物がほせる⁉︎
テラス囲いの施工
こんにちは☀️京都を中心に外構工事を営むホリーガーデン ブログ担当 シンでございます。
本日はT様よりご依頼頂きましたサンルーム、テラス囲いの施工ブログです。
商品は三協アルミの晴れもようです。
既存のウッドデッキが雨にぬれて汚れが目立ってきたこと、雨の日にも洗濯物を干したいとの意向から今回の申し出を頂きました。
オプション要素が多いのと変形地でエアコンのダクトをクリアする必要があったりと納まりもかなり難しかったため
三協アルミさん、商社のアイシンさんに現場に来て頂き、納められるかを確認したのち特注での発注となりました。
・施工前写真
こちら、奥にあるのがエアコンのダクト。これをクリアするには?またお客様ご希望のオプションを入れられる寸法は何か?などを考える必要があり
私自身としてはかなり勉強をさせて頂いた現場になりました。
特注になるとどうしても選択できなくなるオプションが増えるのでお客様と一緒に優先順位をしっかり決めていかないと打ち合わせが難航します。
お客様にはメーカーのショウルームにも行って頂き実際に目で見て納得感のある選択をして頂きました。
・テラス囲いのオプション
決断疲れという言葉があります。
意思決定 と 心理学 の分野において 決断疲れ(判断疲れ、決定疲れ)とは、意思決定を長時間繰り返した後に個人の決定の質が低下する現象を指す。 現在では不合理な意思決定の原因の1つとして理解されている。 職務中の裁判官を例に取ると、午後には日中早いうちに比べて好意的な判決が少なくなることが明らかになっている。 決断疲れは消費者に本来必要でないモノを購入させるなどの粗末な選択をさせることにもつながる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%BA%E6%96%AD%E7%96%B2%E3%82%8C より引用
まさにこれ。
これとの闘いになるのでお客様と共に忍耐強くこの戦いに勝つ必要があります(笑)
少しだけ紹介すると、晴れもようは、まず設置の仕方で4つに分けられます。
①掃き出し窓につながる床使用
②建物土地とフラットな土間仕様
③ウッドデッキなどの上に乗るイメージのデッキON仕様
④建物2階のバルコニーにつける躯体バルコニー仕様
今回はデッキリビングの延長として使う床使用を選択。
次に本体の形状として窓の上にランマという小窓をつけるオプションもあります。
また屋根の形状でアールと直線を選べます。
今回はエアコンのダクトをクリアするにはアールの方が良いなということになりました。
さらにさらに床仕様にした場合、床材が大きく二つに分けて
①塩ビデッキ(いわゆる合成樹脂プラスチックの一種。水分を吸収しないため耐久性とメンテナンスが高いが質感に欠ける)
②人工木床板(木粉と樹脂を合成したイマドキSDGsな商品。天然木にちかい質感や色合いを出しながら腐らずメンテナンスフリー。ただ塩ビに比べると木粉が混ぜられているため湿度の高い場所ではカビが生えたりする可能性も。といってもどちらも高耐候性で強いです。)
から選べます。
はい、すでに色々大変です。
それから窓は引き違い?ルーバー?FIX?ガラスはすりガラス?ドアはつける?物干しの種類もなんか7個ぐらいある?
え?カーテンレールかスクリーンに床下囲い?
もうメーカーに来てもらう方が話が早いです。(笑)もちろん勉強はしていますが納まりも考えるとちょっと難しい。
・施工
元々あったデッキを潰して高さを決め枠を作ります。
この時に出た土を再利用して
Before
After
工事として受けているわけではなかったんですが、雑草をとって整地して転圧をして通りやすくしておきました。
奥さんはもはやそちらの方を喜んで頂けたんじゃないかなという反応でした(笑)
喜んでもらえて良かったです。😂
土間コンクリートを打設して
ちょっと近くからしか撮れなくてうまく伝わらないかもですが、すごく良い雰囲気になりました🎵
あとは通路のライトが壊れていたのと植栽に埋もれていたのもあって交換!
このライトLIXIL美彩のガーデンポールライトって商品なんですが、シンプルで美しいです。
下の植栽とアプローチを優しく照らして目を刺さないのがいいところです。
まとめ
テラス囲い商品、もしご自身でこだわってオプションを選ぶならある程度ご覚悟を。😂