弾丸帰省5

2019.10.19 Saturday

弾丸帰省5

今日も弾丸帰省最後のオマケ話です。

 

故郷へ帰ると、その土地ならではの食べ物や味がありますよね。

 

そんな中でも、私が大好きなのは、

 

以前ブログにもアップしたエソ(魚)を使った蒲鉾⇊と、天ぷらが大好き。

 

(平戸蒲鉾)

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天ぷら

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平戸蒲鉾はそのままで適当な大きさに切って、

 

そして天ぷらは軽く焼いて食べると魚の旨味と香りが口の中に広がって、

 

止められない止まらない・・・なのです。

 

そして、今回、スーパーで久々に見つけてテンションが上がったコチラ、

 

「アルマド(竜眼)」と言う食べ物。

 

アルマド

 

*アルマドとはオランダ語での「アルマトーレ(包み込む)」が語源とか、

スペイン語の「armado=武装した」という意味で、
玉子をすり身で包みこんで、玉子を武装させたような料理だから…という説があるようです。

 

長崎県北部地区で昔からつくられている練り物で、

 

赤く色をつけたゆで卵のまわりをすり身で包んで揚げたものです。

 

ひとつひとつ手作りで、包丁を入れたときにわずかに見える赤い色が独特で、

 

お正月料理、御節、結婚式などおめでたい料理としてつくられていて、

 

特別なときにしか、食べることが出来ない蒲鉾でした。

 

私が小さなころは、このアルマドは「おくんち」の時の思い出の味なのです。

 

*「くんち」とは九州北部における秋祭りに対する呼称で、

収穫を感謝して奉納される祭の事です。

アルマド

 

おくんちになると、各家々でお煮しめや巻き寿司や押し寿司、混ぜご飯やおはぎなど、

 

ご馳走を持ち寄ったり、分け合って食べるのですが、

 

その中にこのアルマドが入れられておりました。

 

茶色い色使いの食べ物が多い中、子どもの頃はこの食紅のピンクが何とも華やかで、

 

美味しそうに見えて、何よりも先に手を伸ばしていたような記憶があります(笑)

 

アルマド

 

味は茹で卵と淡白な魚のすり身で出来た蒲鉾の味で、

 

コレと言って特徴がある訳では無いのですが、

 

何故か、今でも特別な味に感じてしまいます(笑)

 

郷土の味は他にもクジラやみそ漬け、手作り心太や団子などなど一杯だけど、

 

弾丸帰省ではなかなか食べられる機会も無くて寂しいけれど、

 

今度帰った時は是非懐かしい郷土の味を味わいたいと思います。

 

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