【新築外構】京都府向日市T様邸「土間コンクリート」

2025.12.08 Monday

【新築外構】京都府向日市T様邸「土間コンクリート」

 

こんにちは!😊

シンです。

 

引き続きT様邸の施工レポートになります。

今回は最終の工程に差し掛かる土間コンクリート工事です。

 

今回基本の仕上げ方はこて仕上げ。

つるつるできれいにコンクリートを仕上げる方法でやっていきます。

 

技術が必要で結構しんどい、体力のいる施工です。

 

土間の打設から押さえ、面取りなんかは場合によっては休憩なしでぶっ続けで4時間ぐらい動いているときもあります。

仕上げも2・3回入るので面積が広いとなかなかに骨が折れる、そんな作業になっています。

 

 

【施工】

 

まず下地(クラッシャーラン等)の高さ調整・転圧をしっかりします。

これができていないとしっかりとしたコンクリートの厚みを確保できていなかったり強度を担保することができなかったり、コンクリート量を余分、もしくは少なく発注してしまうなど

色々と大変なことになります。

 

見えないところこそしっかりと。

 

それから伸縮目地を先行して設置しコンクリートの収縮による亀裂を誘因。

強度を高めるメッシュ筋も入れていきます。

 

強度が若干弱まる場所や亀裂が想定される場所などはメッシュ筋を追加でななめに入れて抵抗します👌

 

 

 

 

また、メッシュ筋は何かを下に入れて少し上げておかなければ土間コンクリートが食い込まず、全く意味をなさないので端に入れ込んで打設時にも上にあげながらやっていきます。

真ん中は一輪車が通り引っかかって危ないので打設しながらという感じ。

 

 

 

 

T様邸ではお建物が道路の一番高い場所に対して低いという少しイレギュラーなGL設定(お建物が建つ場所の基本的な土の高さ)なので水勾配はかなり複雑な形状になっています。

 

土間勾配が3Dに取れるのでこのような場合にも段差を作ることなく、水を流していけるのが土間コンクリートのいいところだと思います…!

 

 

 

今回は気温が低く乾くのが遅かったため夜遅くまでかかりました…

一部この真ん中の所は勾配をきつくとっているため刷毛引き仕上げ(刷毛を引いてざらざらに仕上げグリップをきかせる仕上げ方)にしていきました~

 

 

 

お客様に見えない部分もしっかり注意を払ってご説明と施工を行っておりますのです!

その心持をかえずにいたおかげで30年以上地元京都で外構業をやれているのかなと思います。

 

完成まであとわずかです!

それでは!

 

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