2025.07.30 Wednesday
【新築外構】中京区K様邸①「クローズのシンプルモダン外構」
今回は京都市中京区で新築外構工事のご依頼をいただいK様邸の工事が始まりました。
K様はヘーベルハウスでご新築され、当社に外構のご依頼をいただきました。
全体としてはシンプルモダンのクローズ外構です。
K様邸は3方が境界ブロック積が必要でしたので、
境界ブロック積基礎のベース打ちからのスタートです。
ブロック積の基礎として鉄筋を組み、そこに生コンを流し込んで固めるのですが、
この鉄筋には亜鉛めっき鉄筋を使っています。
亜鉛めっき鉄筋とは、錆の進行を防ぐ処理が施された鉄筋です。
構造物(門柱・塀・擁壁等)の多くは鉄筋を骨子にして成り立っています。
適切な設計・施工をしていても、常に外気にさらされる過酷な環境にはあらがえないのが現実です。
目に見えない空隙などから通常の鉄筋では20年ほどで錆が発生するといわれています。
その鉄筋に錆が発生すると様々な弊害をもたらします。
鉄筋が錆びると
①塀の強度(耐震性、倒壊防止力)の低下
②ひびわれ・錆水が流れ出るなど景観の低下
③最終的にコンクリート・モルタルの爆裂を引き起こし損壊
この亜鉛めっき鉄筋は以下のような特性があります。
①亜鉛めっきの腐食速度は1年間で1㎛(マイクロメートル)以下、
HDZT-77のめっき膜厚が80㎛以上なので80年以上サビが発生しない
②通常の普通鉄筋と比べ、海塩粒子などの塩化物に対して、耐久性倍率が3~4倍向上する
③耐加熱性に優れ皮膜の軟化や炭化がなく、コンクリートの付着低下などを低減する
④亜鉛皮膜が欠損して鉄素地が露出しても、
その周囲の亜鉛が鉄より先に溶け出し電気化学的に保護する犠牲防食という作用が起き錆から守る。
お客様に安全・安心のエクステリアを提供したいという思いと、
長期に渡って構造物を維持していくためにも
亜鉛めっき鉄筋を使ったエクステリアを当社ではおススメしております。
年々気温が高くなり、今年の暑さも異常な暑さで作業スタッフは大変です💦
陽射しギラギラ無風状態での作業は過酷ですが
生コン車が来たらそんなことは言ってられません!
時間との勝負なのでここは踏ん張りどころ!
お客様に1日も早く安心安全な生活が出来ますよう、
スタッフも熱中症対策しつつ工事を進めさせていただきます。
K様、工事完了までしばらくお時間をいただきますが、
どうぞ、よろしくお願い致します。