2025.11.08 Saturday
【リフォーム外構】「下地に魂が宿る」京都市右京区Co. by STARDOM様邸
こんにちは
シンです。
Co. by STARDOM様邸の施工ブログ続きを書きます。
前回既存土間の解体、掘削、撤去、それからブロックの配筋・ベースコンクリートの打設までを一日で行いました。
今回はその上に、今回の設計の目玉となる門塀を立てて行きますよ〜
【イメージ】

【施工】
まずは、門塀の中に電気配線をしていき、それから積んでいきます。
これがないと照明が付きまっせん。

この門塀の中に入れる鉄筋は京都で唯一弊社が扱っている「亜鉛めっき鉄筋」を使い、より長く安心安全な構造物にしていきます。

横筋もしっかり入れていきます。

今回は植栽を門塀の前に植えるため、植栽の根がのびのびできるよう、かなり多めに掘削してベースコンクリートを設定。
道路面から40㎝ほど下がっています。
高く見えますが埋めるのでそんなに高くないんです(道路からだと1.2mの高さ)
それにこの後、シャープなフレーム笠木『クラストライン』を入れるので垂直がしっくり出ているブロック塀に仕上げていかないと後々のモルタル塗りの工程で壁がでこぼこになっていると
かなりやりづらくなったり、フレームとの間に隙間ができてしまいます。
水平垂直!!この美しさを目指しますのです❗️

別日になりますが、モルタルの仕上げ前に畑中産業さんのサンドモルタルという下地材を塗って亀裂に強い4層構造にしていきます。
そして実はこのサンドの中にもまた畑中産業さんのスーパーネットという亀裂を置きにくくする素材を挟み込んでいます。
表層にグラスファイバーネットを伏せこむことにより災害時の壁の崩壊抑制、超低クラック、高耐久性を実現することが出来ます。

※https://www.e-hatanaka.com/item/supernet.html より引用
見えないところにも力をいれることで、長くきれいに保つことができますよ。
「下地作りにこそ構造物の魂が宿る」そんな風に思う節がありますのです。
壁の層としては【ブロック➡サンド➡スーパーネット➡サンド➡モルタル2回塗り➡防雨・亀裂防止処理】
と、万全を期しております。

こんな感じ。
モルタルや塗装は手で仕上げた風合いや表情に良さがあると思うのですが耐久性が難点…!
どんなものもやはり外に置きっぱだと朽ちていきますが、それをできるだけ抑えクラックや汚れをできるだけ防いで長く綺麗な景観を維持する。
こだわりの仕上がりを目指す。職人から生まれた弊社はそんなことを心がけておりますのです。

その他配線もしていきましたよ~
ということで今回はこんなところ。
それでは次回‼さらばです!

