京都市左京区A様邸 新築外構工事完了レポート⑤青森ヒバのウッドデッキ

2025.01.21 Tuesday

京都市左京区A様邸 新築外構工事完了レポート⑤青森ヒバのウッドデッキ

お庭の外構工事:青森ヒバのウッドデッキ

 

こんにちは🖖🏻

 

今回はA様邸のウッドデッキ工事レポートをします。

ウッドデッキについても色々と検討していただきました。

 

 

デッキ材は「天然木か、天然木以外か」で大きく別れるのですが、A様は天然木の質感は何にも代え難いということで天然木に絞り

お話が進んでいきました。

 

 

その天然木の中でも主に3つに分けられます。

 

・一般の木材(杉など柔らかいが腐りやすいもの)

・加工して防腐力・防虫力を高めた商品(エコアコールウッドなど)

・加工せず天然で防腐力の高いもの(ウリンなど)

 

 

天然のウリンなどは腐りにくいのですがやはり硬いです。なぜ腐りにくいかというと、めちゃくちゃに密度が濃いからなんです。密度が濃いとそりゃ重くなりますし硬くなります。(加工が大変です😭)*過去参考ブログ

 

 

じゃあ防腐加工をしたものでいいか、ということなんですが今度、天然木の風合いや香りが一定損なわれてしまうというデメリットがあります。また、エコアコールウッドは合板のため外見的にも完全天然に比べれば人工的な風合いになります。

 

けど腐るのは嫌だ…ということで最終「青森ヒバ」を選んでいただきました。

 

 

青森ヒバはいいとこどりで天然木の風合いも保ちながら柔らかな手触りで、防腐性能が高い。おまけに香りがとても高くてこの香りだけを抽出して販売してくれないかな?と思うほどリラックス効果があります。😇

 

特に雨に濡れた際は香りを発します。

 

 

伊勢神宮に使われていて150年以上経った木材を厳選して選んでいることもありかなりお高いですが(笑)いい商品です。

 

デメリットとしては天然ゆえに節が目立つことと割れは比較的起きやすいです。

 

 

 

また床板材が蒲鉾状になっていて水が溜まりにくいよう加工されています。

 

裸足になっても優しいラウンド状で腐りにくく長期的に使っていただける商品かと思います。

 

 

まず下地となる土間を打設

 

 

加工して組んでいきます。今回は束柱・根太・大引きと呼ばれる下地素材も天然木で組み自然の風合いを損なわないようにしていきました。

ウリンなどのハードウッドと違い加工はしやすいです。

 

 

途中遊びます。

 

 

床板をビス留めした後、ビスが目立たないよう、同じ素材で埋めていきます。

根気がいりました…(笑)

 

 

床下は開閉できるよう加工してあります。

 

 

磁石でくっつく形です。このスペース、バカになりません(笑)

 

 

この青森ヒバは経年で灰褐色化していきます。

この変化も楽しむことができます。

 

 

ビスが目立たなく、美しいデッキが出来上がりました。

この柔らかな風合いをご家族で楽しんでいただけたらと思います。

 

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